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横浜市大外科治療学呼吸器外科 鮫島譲司

私の留学体験記

留学先;公益財団法人がん研究会がん研有明病院 呼吸器外科 (国内)

公益財団法人がん研究会がん研有明病院 呼吸器外科病院12階からの風景。東京タワーやスカイツリーも眺めることができます。夜景も綺麗です。

2013年4月より2年間の予定で公益財団法人がん研究会がん研有明病院の呼吸器外科に国内留学しています。人員不足の中、留学を許していただいた外科治療学教室の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

がん研有明病院はりんかい線国際展示場駅あるいはゆりかもめ有明駅が最寄り駅です。周辺は綺麗に整備されており、病院の高層階からは東京タワーやスカイツリーも眺めることができます。私は電車で約30分の通勤圏内の都内に引っ越しました。

日々、手術のトレーニングを行っています。日々、手術のトレーニングを行っています。

現在呼吸器外科の分野は大きく分けると開胸手術と胸腔鏡手術の二派に分かれますが、がん研の呼吸器外科は約20cmの開胸手術と4ポートの完全鏡視下手術それぞれのエキスパートの先生がいるため、両者を同時に経験できる稀有な病院です。

がん研では開胸と胸腔鏡におけるリンパ節郭清に対するコンセプト(気管支動脈を切離して肺門郭清に利用、また縦隔郭清では残すべき膜や構造物に到達して郭清する)が同じであることが最大の特徴です。

術後カンファでは前日の手術内容をプレゼンします。術後カンファでは前日の手術内容をプレゼンします。

日常診療はスタッフ5名とレジデント4-5名で行っています。手術日は基本的に月水金の3日で、週8-10件程度(年間総手術件数:約450件)あります。火木は検査(CT読影と気管支鏡検査)などを行っています。その他に翌週の手術症例を検討する術前カンファと術後カンファ、キャンサーボードなどがあります。術後カンファは担当レジデントが前日の手術内容をプレゼンする非常に内容が濃いカンファです。

呼吸器Cancer Boardでは30-40名で白熱した討論をします。呼吸器Cancer Boardでは30-40名で白熱した討論をします。

内科・外科・放射線科・病理医が白熱した討論をするキャンサーボードは約2時間に渡って行われます。学会発表も熱心に指導してもらえ、学会のパネルディスカッションで発表する機会も得ることができました。

切除標本検討会では前の週に手術を施行した症例の標本を病理部と検討します。切除標本検討会では前の週に手術を施行した症例の標本を病理部と検討します。

当科は皆仲が良く、仕事以外も充実しています。全国から来ているレジデント同士の仲が良いので、強い横のつながりもできました。

納涼会では毎年クルージングを行っています納涼会では毎年クルージングを行っています

BBQなど、仕事以外も充実しています。BBQなど、仕事以外も充実しています。

 

今回の国内留学を経験し、oncologyの考え方や優れた手術を見て学び、医局にいるだけでは得ることができない有益な知識や経験を得ることができました。同時に医局の良さや優れたところを再確認することもありました。今回の経験をこれから還元していきたいと思っています。