急性虫垂炎

Acute appendicitis

急性虫垂炎とは?

急性虫垂炎は、一般的に「盲腸」として知られ、虫垂という大腸の一部に炎症が起こる病気です。

適切な治療を行わないと、炎症が悪化して腹膜炎を引き起こす可能性があります。

消化器・一般外科橋本 至

症状

  • 腹痛 (最初はおへその周りが痛み、その後右下腹部に痛みが移ることが多い)

  • 発熱

  • 食欲不振、吐き気、嘔吐

症状が急速に進行することもあり、早期診断と治療が重要です。

診断

急性虫垂炎の診断は、問診・診察と血液・画像検査を中心に行います。

問診・腹部診察

血液検査

超音波検査、CT検査

治療法

急性虫垂炎の治療は、手術による虫垂の摘出が基本です。炎症が高度な場合は、盲腸部分切除・回盲部切除などが必要になる場合もあります。

軽症例では抗生剤治療が選択される場合もあります。

手術方法

腹腔鏡手術、開腹手術がありますが、症例に応じて選択します。