ホーム手術を受けられる方へ:対象疾患及び手術の特色 > 心臓血管外科 先天性心臓血管奇形 心房中隔欠損症

心臓血管外科 先天性心臓血管奇形

心房中隔欠損症

心房中隔が一部欠損するために、左心房の血液が右心房(図A:紫で示した)・右心室から肺動脈へと短絡する疾患です。
通常は、無症状のことが多く、学校検診で心電図異常を指摘されて初めてわかることも少なくありません。
年齢を経るとともに、右心系の拡大に伴う不整脈や心不全症状が出現してきます.肺高血圧症を合併することはまれとされています。

当院では小学校入学以前の5-6歳の頃(体重15-20kgが目安です)に、原則として輸血を行わない手術を行っています。
また、なるべく小さい手術創で手術を行うことが可能になってきています(図Bでは説明を分かりやすくするよう『パッチ閉鎖』と記載していますが、多くの場合はパッチを使用せずに『直接閉鎖』を行います)。

図A-B:心房中隔欠損
図C:胸骨正中切開線(左:従来の切開線、右:皮膚小切開)
図D:側開胸の場合の切開線

(文責:磯松、益田)