手術・検査実績 | 件数 |
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小児心臓血管手術(0歳~14歳) | 63例 |
成人先天性心疾患手術(15歳~) | 19例 手術死亡なし |
全ての先天性心疾患・小児期心筋症・心筋炎・遺伝性疾患に伴う心血管疾患・小児期血管疾患・成人期先天性疾患および関連する後天性心血管疾患 など
外科治療が必要と思われる心臓血管疾患が疑われた場合,紹介状をご持参の上で当科外来を受診してください。
心血管疾患の外科治療や手術以外の治療法についてなど疑問や意見が聞きたいという方はいつでもご相談ください。
小児期に手術が必要となる先天性心疾患で最も多い代表的な疾患ですが、欠損孔の場所と大きさ、肺高血圧症の合併の有無や体重、基礎疾患の有無などによって病態も治療戦略も異なります。
基本は人工心肺使用、心停止下の一期的閉鎖(パッチ閉鎖)ですが、低体重や基礎疾患ありなどのリスクによって肺動脈絞扼術を先行させた二期的修復を行う場合もあります。
穴が大きく乳児期に手術を要する場合は術後するまで時間がかかるため入院期間は術後2-3週間程度かかります。
心房中隔欠損症で乳児期に手術を要する場合は少なく、就学前の小児期に行うことが多いです。人工心肺使用、心停止下に直接またはパッチで閉鎖します。近年は体重があれば穴の形によっては経カテーテル的にデバイスで閉鎖することが可能となり心臓手術を回避することも増えています。手術は創を小さくした胸骨切開か右側開胸(皮膚腋窩切開など)で行います。順調なら術後1週間で退院可能です
先天性心疾患は非常に多くの種類の疾患がある上に一人の患者さんがそのいくつかを組み合わせてもっていることが少なくありません。複数の手術が段階的に必要な場合も多く、診断から治療戦略の組み立てを適切に行うことが非常に大切です。目指すべきゴールも治療の困難さも期間も人それぞれですので、小児循環器科とともに適宜説明しつつ治療を進めていきます。
成人期の心房中隔欠損症ではカテーテル治療の適応にならない場合は手術を行います。当院では右側開胸や胸骨部分切開での小切開低侵襲手術(MICS)を積極的に行っております。成人期先天性心疾患術後の再手術(弁や大血管など)は非常に増えており、患者さん毎にオーダーメードの手術戦略を立てて最良の治療を選択しています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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初診 | 立石実 | 合田真海 | ||||
再診 | 立石実 | 合田真海 |
初診 | 再診 | |
予約あり | 予約指定時間 | 予約指定時間 |
予約なし | 8:30~10:30 | 8:30~11:00 |
※初診、再診とも午前の診察です。
準備中
当科では事前予約がなくても、当科宛の紹介状さえあれば、受診当日に必ず診察をします。
詳しい受診方法は、該当箇所をご覧ください。